発毛にも応用されるノーベル賞級の科学技術

日本の人口の20%から30%の人が薄毛に悩んでいるといわれています。
薄毛対策といえば、育毛剤を使用したり、日頃の髪の毛のケアに気をつけたりするというのが一般的です。
しかしながら、このような方法は髪の毛を生やす役割を担う細胞(皮膚乳頭細胞)が機能していなければあまり効果は期待できません。
髪が育たない状態から髪を生やすことは難しく、現実的な方法としては植毛か鬘になってしまうでしょう。
発毛のための特効薬を開発できたらノーベル賞級とさえ言われており、一度失われた髪の毛をとりもですのはとても難しいのが現状です。
そこで最近期待されているされているのが、2012年のノーベル賞でも話題になった人の多機能性幹細胞を応用した技術です。
米国の科学者らが、マウスに移植した多機能性幹細胞を皮膚乳頭細胞に分化させ人毛を発毛することに成功しました。
ただ、髪の毛の色や質感、生え方などを決めるメカニズムがまだ解明されていませんから、実用化されるにはもうしばらく時間がかかるようです。
しかしながら、次のノーベル賞に輝いてもおかしくないくらいのレベルの世界中の研究者が、発毛技術の確立にむけて知恵を絞っているということは、薄毛になやむ世界中の人々にとって力強い希望の光であると言えます。